森村ゆき
12月30日神奈川県横須賀市生まれ。 Runforsmile(株) 「体を動かす喜びを」をテーマに事業展開 一般社団法人PARACUP代表理事 PARACUPは、毎年4月に「PARACUP~世界の子どもたちに贈るRUN」 http://www.paracup.info/ 秋に「PARACUP SENDAI in SENDAI AIR PORT」 http://www.paracupsendai.info/ を開催 マラソンを走る&作る。 走る×チャリティー。 作る人を作る。 フルマラソンベストタイム3時間12分。 大阪国際女子マラソン出場。 県立八千代高校の体育科から 日本女子体育大学へ進学し、バスケットボール部に所属。 リクルートコスモス→さくら事務所→笹川スポーツ財団を経て 現在 趣味:ランニング、サイクリング、運動全般。 海が好き。 |
(2009年5月 沼部「森村邸」にて)
学校教育へのレジスタンス
(清水宣晶:) ゆきは、常人の1.5倍ぐらいの速さで話してるけどさ、人と会話をしてて、「早く言いなさいよ」とか、
「結論はなんなのよ」とか思うことない?
(森村ゆき:) あるある。
そういうの、よくないなあと思うんだけどね。
ゆきと話してると、オレもペース合わせなきゃと思って、
自然にしゃべるテンポが速くなってるのがわかるよ。
でも、しゃべるスピードが速いってのはさ、
やっぱり、それだけ色々と考えてるってことなんだろうね。
なんかね、話してるうちに、
いろんな情報が目に飛び込んできちゃったりすると、
そっちが気になってしょうがないのよ。
いったん脇道にそれると、本筋に戻ってこないんだ?
そうそう。
ウチ、親戚が集まると、みんなそんな感じだから、
誰一人、誰の話しも聞いてないっていう状態になる。
そんな人が複数いたらどうなるんだ・・
みんな自分の話しして終わってるの。
ものすごいカオスだね。
前、外国に住んでみたいって言ってたけどさ、
自分が考えてることを思うように伝えられないのって、
ストレスあるんじゃない?
そう、思うようにしゃべれないと、だんだんウツになってくるね。
だから、今は、英語がしゃべれるようになりたいって思う。
私やあっきーが学生時代の頃って、
英語をしゃべろうって人が増えてきてたし、
パソコンとかも普及し始めたころだったじゃん。
でも、それを習得する必要がでてくる前に、
私の一生は終わるべきなんだと思ってたの。
逃げ切るつもりだった?
そう、ダッシュで逃げ切るつもりだったの!
その考え、無理があるだろう!!
英語やパソコンなんか、
使えなくてもまだ生き抜ける感じだったからさ。
「英検を受けない会」とか作ってたからね。
意味わかんないレジスタンスだな・・
学校の先生がよくなかったんじゃないかって気もするけどね。
それ、学校教育のせい?!
だって、面白くなかったんだもん。
だから私、最近、歴史のマンガとか読んでるの。
そういう勉強って、今やるとすごく面白くない?
そうそう。
今やると、やっぱり、
「もっとちゃんと教えてくれれば良かったじゃーん」とか思うわけ。
あの頃ってさ、それを勉強したからって何がどうなるんだよ、
って感じだったから。
ゆきって、
説明書とか、ちゃんと読むタイプ?
全然読まない。
それか、読むんだったら、
注釈まで全部読まないと気が済まないタイプ。
わかるよ・・
ほんと、極端なんだよなあ。
地理の授業でもさ、
山梨ではブドウが取れて、とか言ってて、
なんなわけ?って感じだった。
なんなわけ、って・・
なにが(笑)?
もう、山梨がブドウすぎちゃって、
テストで出ると、そんな当たり前のこと質問するわけないと思って、
ひっかけ問題かと思って余計なこと書いちゃうわけ。
そもそも、何でそんなこと聞くのかが、わかんない。
あなたは、根本的に、
学校制度に収まる器ではないね。
(2009年5月 沼部「森村邸」にて)
【清水宣晶からの紹介】
ゆきといると、何をしていても楽しくなってしまう。
常に新しいことを求めて、同じ場所に停滞しているということがなく、その周りにはいつも新鮮な風が吹いているような感じがする。
よく笑い、よくしゃべり、そして、よく動く。
ゆき自身は、自分のやりたいことをやっているだけなのだろうけれど、だからこそ、僕も彼女の前では好きなようにくつろぐことが出来て、それもまた、一緒にいて居心地がいい理由の一つだ。
ゆきはスポーツ・ウーマンの見本のような人で、はきはきとしていて気持ちがいい。
ダンナのもりりんに向かって厳しいことを言うような時には、傍で聞いていてヒヤヒヤすることもあるのだけれど、そこに何の悪意も嫌味もないので、実にあっけらかんとしていて、それで場の空気が悪くなるようなこともない。
これは、ゆきのベースに常に愛情があるからこそ発揮される、大きな才能なんだろうと思う。
ゆきといると、何をしていても楽しくなってしまう。
常に新しいことを求めて、同じ場所に停滞しているということがなく、その周りにはいつも新鮮な風が吹いているような感じがする。
よく笑い、よくしゃべり、そして、よく動く。
ゆき自身は、自分のやりたいことをやっているだけなのだろうけれど、だからこそ、僕も彼女の前では好きなようにくつろぐことが出来て、それもまた、一緒にいて居心地がいい理由の一つだ。
ゆきはスポーツ・ウーマンの見本のような人で、はきはきとしていて気持ちがいい。
ダンナのもりりんに向かって厳しいことを言うような時には、傍で聞いていてヒヤヒヤすることもあるのだけれど、そこに何の悪意も嫌味もないので、実にあっけらかんとしていて、それで場の空気が悪くなるようなこともない。
これは、ゆきのベースに常に愛情があるからこそ発揮される、大きな才能なんだろうと思う。