多苗尚志


使用一人称は己(おれ)。

達磨大師は、帝から
「私の前にいるあなたは一体誰ですか。」と問われ
「不識」と答えたそうです。

己は「あなたは一体誰ですか。」と問われるなら
「あなたです。」と答えます。
(2023年12月 日光鬼怒川温泉「一心館」にて)

過去を味わい尽くす

(清水宣晶:) お。来た。


(多苗尚志:) いやー、乗ろうとしてた特急のチケット、
売り切れでしたね。


日光、人気なんだな。

で、駅員に聞いたよ。
何分前までに行ってれば、
売り切れる前に買えたのか。

出た!
「それ聞いてどうする」!!

(笑)いやー、聞くでしょ。
全席満席になったのは2週間前だって。

そんな前に売り切れてたのか。

そう、だから良かったよ。
もし売り切れたのが5分前とかだったら、
めちゃ悔やまれるでしょ。

その、変えられない過去を掘り返して
未練を味わう癖が、あなただよなあ。

しゃぶってるからね。
しゃぶしゃぶと味わってるから。

それも感受性なんだろうとは思うけど。
もののあわれの感性というか。


あー。
でも、だから脳のゴミが溜まるんだなぁ。
前に進み難くなってくる。

後ろばっか見ちゃってるから。

そうそうそう。
あれね、最適化しないとどんどんゴミが溜まるのよ。
行動が遅くなってくるもん。

デフラグみたいのが必要なんだな。

そうなんだよね、わかってんだけどね。
しゃぶっちゃうんだよなああああ。


その時間を楽しんでるわけでしょ。
やっぱ、それが好きなんだろうな。

犬の骨肉みたいな感じだよ。
それを何回も、冷蔵庫から出して食べてんだろうな。
「いや、まだ食えるじゃん!」みたいな。

他の人は「もう骨しかないだろ」って言って
捨ててく中で。

それあるなあ。それあるなあ。
「捨ててく」かあ。
それ、気づきだな。

気づきっていうか、
前からわかってることじゃない?


いや、わかってっけど。
そこまで結びつけて考えてなかったな。
ちゃんとこう、トータルで考えての損とか。

端肉食べてる間に、
新種の「??の肉」出現してんだよなぁ。

なのに、マリオのコインを1枚1枚全部取ってく、
みたいな感じだからな。

ぶはははは!
キレイーに、残さず。
1枚だけ取り残してたりすると気になる
っていうのはわかる。

意識的に友と離れる

尚志は、
何のために、人と会ってる?


気づきを得るためってのは大きいよね。
・・で、もうひとつは、
んー
人と繋がってるっていうことが幸せだと思ってるから。

うん。

長い目でみたときに、やっぱり、
繋がってることが財産だと思うわけですよ。
でも、今。
ちょうど今ぐらいの時がデンジャラスで。

わかる。

一番バラバラになっちゃう時、なんだけど。
なんとかここを乗り越えたい、みたいな。

タイミング的に、周りのみんなが今、
結婚があって子育てがあって、
って時期っていうことだよね。

そうそうそう。
「もう家族だけでイイっしょ!」
みたいな感じになってくるから。


オレも、この10年間は、
家族以外との関係をだいぶ限定してたからな。

あなたは前から言ってたからね。
それはそうなんだ、と理解が追いついてたよ。

そのさ、
友達との関係を失いたくない、
みたいな思いは、どこから来てると思う?

なんだろ。
…。
みんなに好かれる、
という幻想をまだ持ってるのかもしれないね。

ああ、
好かれたい、と。

そうそう。
己はみんなから好かれるんだぜ、みたいのは、
信念じゃないけど、持ってると思うね。

しかも、あれだよね、
「ありのままの己でいながら」
好かれたいってのがあるよね。

そうそう!
それがだから、
高校ぐらいまで完璧だったんだよね。
取りこぼしなく。

ありのままでいながら、
受け入れられてたってことか。

「ヨッシャー!」って。
死ぬまでこれで行くぞー、って思ってたら、
大学あたりから、ポロポロポロポロ落ちてって。
あ、ワンミス、
あー、ツーミス、みたいな。


ぶはははは!
エラーの数を・・。

数えてるわけ。

どうなんだろうな、
誰とでもうまくやっていく、っていう理想が
そもそも無理ゲーなんじゃないの?

晶さんがそこの執着を
全然手放してるのはわかるわ。

まあ、それは諦めかもしれないね。
合わない人とはどうやっても合わない、っていう。
アドラーがいう「他者の課題」ってやつで、
他人の気持ちはどうしようもないから。

ああ・・(ため息)、
そっちの考え方のほうが楽そうだ。

(笑)
なんだろうな、
「友いる」ブログ(多苗のブログ)とかにしてもさ、
何があれをやらせてるのかっていうと、
やっぱり、友達への関心の強さなんだろうね。

それはそうでしょうね。
それはでも、自分の中から自然に発露するものもあるけど、
自分で意識的にとか、慣習的に増大していく、
ということもあるよね。

慣習的に。

自分が人をテーマしたブログをつけていたら、
人への関心も身につく、ってのはあるでしょ。

たしかに、ブログを書くのが習慣になると、
アンテナの感度が上がるってのはあると思う。
にしても、よく拾うよね。
人の面白いところを。

それは、筋肉だと思うけどな。

鍛えられるものってことか。

そういう意味で、
哲学的な、すべてを疑う、みたいなところで、
ほんとに自分は他人に関心を持っていると言えるのか
みたいな命題があって。
だから、2008年に、
人付き合いを一切やめたんだよね。

その命題を確かめるために。


そうそう。
ずーっとこう、友達に囲まれる人生を送ってたわけだけど。
自分は友達が一番大切、みたいなことを言ってて。
それを自分の人生指針に据えて生きてきたわけだけど。
「お前、本当にそうなのか?」と。
「なくなったら、どうなんだ?お?死ぬのか?」と。

おお。

で、実際、友達から離れるってことをやってみたら、
生きとるやん!はい、論破ぁ」みたいな。

ぶはははは!
そういう身を挺した実験だったのか。
結構、思いっきり、
それまでの付き合いをぶった斬ったよね。

ぶった斬った。
あれは意識的にやったんだよ、うん。

その断捨離期間を経て、
筋力的にはどうなったの。

ガンガン衰えたよ。

そうなんだ?
じゃあやっぱり、筋肉理論は信憑性あるな。

そうだよ、そうだよ。
郭海皇ばりに、筋肉全部落ちちゃった。

ははははは!
骨と皮だけに。

だけど、自分がそうやって、
身勝手に関係を切っちゃってさ。
それでも、残ってくれてる人たちはいたわけですよね。


そうだね。

だから、それはほんとに感謝だし、
ありがたーいよねー。

そうね、残ってるし、
20代とか若いときに作った関わりってのは、
途中しばらく間が空いたとしても、
取り戻し易いようには思う。

易いけどね、易いけど。
やっぱり、よく言われるような、
「昔のダチは会えば一瞬で戻れる」みたいなのは、
己は最近、結構嘘だなと思っていて。
あれも、意識的に鍛え続けないと、
そうはならない場合もあるよね。

たしかになあ。

それはたぶん、
己がやっぱり変化する人間だからだと思っていて。
20代の自分と違うよね。

あ、そう思ってる?

思ってる思ってる。
むしろ、己が変わってるから、
相手も20代に戻れない、
みたいなところは、ある。

なるほど。
それはそうか。

人生ずっと生(き)のまま生きれる人と、
そうじゃない人とがいて。
さらにその中には「生きれない」のか「生きない」のか
の違いのもあって。
己は、ご存知のとおり、
新しい刺激とかに目移りするタイプだから、
そのままでは生きないで、
自分も変えちゃおう、みたいなところはあるよね。


そう言われてみればそうか。
でもあんまり、そんなには気づかないな。

ああ、そう?
己ン中では明確に違うねえ。

それは、価値観が?
ノリが?

ノリもそうだし、
考え方もそうだし。
相手から来るものに対する返しとかもそうだし。

オレは、尚志の場合、
歳を重ねた後のほうが、
その価値が発揮されるように思うよ。

どゆこと!?

20代の頃ってさ、
ノリや思いつきでいろいろやってたとこがあったけど、
でも、どっちかっていうと尚志の場合は、
そうじゃない部分のほうが本質な気がしてるからさ。

へえー。
それはさらに、どういうこと?

持続的に、じっくり話をするとか。
瞬発力じゃない所が本領じゃないかって気がするよ。

なるほど!
そういう意味ではだいぶ、
瞬発力的なところが落ちたんだよね。

まあ、それは当然だと思う。
瞬発力は20代の特権だから。
これからこそ、持続力とか継続力のほうが
真価を発揮する気がする。

なるほどね。
それは、ポイントで。
周りから言われて自分でびっくりすることって、
自分でそう思ってないわけですよ。
己、最近、いろんなコミュニティーがあって、
その中の一つのコミュニティーに行ったときに、
「多苗さんはいつも爽やかね」って女性に言われたわけ。
で、「爽やか!?」と思って。

ぶははははは!
自分でもびっくり。


言われたことねえよ!みたいな感じで、
すげえびっくりしてさ。
で、その時は全力で「いやいやいやいや」って否定したけど。

「いやマジでマジで」って。

でもそれをさ、
受け取んなさいよ。
とか言われてもさ。

(笑)謙遜してるわけじゃなくて。

謙遜してるわけじゃなくて、
ほんとに己がそう思ってないから。
で、今、晶くんの持続力の話があってさ。
継続的ってのは、己ン中ではあんまり思ってなかったんだよ。
でも、たしかに、一部の人たちには、
今の己のほうがいいよ、みたいなことを言ってくれて。

昔の尚志を知ってる人たちから。

そう、かもな?
そうすると、己はまた、びっくりなんだよね。
己は「いや、俄然昔のほうが良かったでしょ」って思ってたりするから。
そこは、だから、受け入れていくとこなんでしょうね。


そうだね。
自分自身では気づかない魅力を、
客観的に教えてくれてるわけだから。

そこで、自分の認識と乖離があると、
自分でも納得してないから、
その魅力を十分に使えないってこともあるじゃないですか。

たしかに、そうだわ。

その、過渡期にはあるのかなと思うけどね。

尚志の場合、文章に表れてると思うよ。
文章を書くって、思考が必要だし、
時間をかけないと書けないものだからさ。
それができるってことは、
持続的な方面の素養があるんだと思うけどね。

ああ、ああ、そうだね。
まあ明確に、口頭でやり合うよりは文章のほうが、
ってのはあるね、己ン中で。
ホントさ、喋り型と書き型っているんだよね。
で、書き型は喋り型にその場で、ガーってやり込められちゃってさ、
「はい、あんたも認めたね。はい、しゅーりょー」
みたいに言われて、
己は後で家帰って、あいつの詭弁に気づいたりして
「どー考えてもおかしいだろ」みたいな。
でも、「木曜のあの話ですけど」とか蒸し返せねーじゃん。
なので泣いて寝るという。

(笑)

居続けちゃダメだ

自分がいるコミュニティーの中で知り合うときって、
紹介とか前情報があるから、仲良くなりやすいじゃない。
そうではない、
まったく情報がない初対面の時って、
尚志の場合、相手はどういう反応なの?


誤解される。

どんなふうに?

「超怖い人」っていう。

あ、そう!?
そんな印象あるかな。

いや、あるよあるよ。
だから、まっさらの初対面が怖くて、
下駄を履かせてくれるコミュニティーに
己はずっと居たわけですよ。

仲のいい友人ばっかりがいる、
繭に包まれた、安心の世界にいたわけですよ。
で、やっと出れたのが、40代ぐらいからってことかな。

ああ、そういうことか。

そこに対して、自分で、
ダメだなと思ってたところもあるんだよね。
それも、2008年につながるわけ。
「居続けちゃダメだ」っていうね。

等身大の自分だとどのぐらいのもんなのか、
っていう。


そうそうそう。
でもそれはさ、一つの解釈でしかなくて。
たとえば、ゆう(中西祐)みたいに、(ひとつのコミュに)ずっと居続ける人もいて。
でも別に、彼が安心の世界にいるっていう見方は成り立たないわけだよ。
己が、自分について観察して、
己がそれじゃダメだって解釈してるだけの話だから。
同じ場所であっても、
その解釈は全員に成り立つわけじゃないんだよね。

なるほどね。

晶くんは、今、
どういうステージなんだろうな。

そういう意味ではオレも同じかもな。
誰も知り合いがいない場所に移住して、
下駄を履かされないところで一からスタートした、
っていうステージなんだと思う。


地元のおじいちゃんおばあちゃんとかの集まりに、
よく突っ込んでいってたよね。

最初はガード固かったよ。
見慣れない、よくわからない奴が来た、って感じで。

ほんと!?

初対面ではシカトされてたもん。

いいね、わかるわかる。
己も今そうだから。
そういうところがあるからね。
でも、晶くんはやっぱり初対面に強いと思うけどね。
他人がどう思うかって、
コントロールできないってのがわかってるから。
普通に、ナンパとかヒッチハイクとか、
べつに苦じゃないでしょ?

苦じゃない。
シカトされたところで、
そんなに落ち込むこともないからね。

そうだよね。
己の場合、自分は怖がられる、
っていう風に自分で思ってるよね。
「わかってるわかってるその怖がり」みたいな。

じゃあさ、最初その怖いから始まって、
受け入れられた温かい感じになるまでには、
途中、何があったんだろう。

それは、(清水と多苗のよく知るあるコミュニティにおいて)
実際歴史ありましたよ。


最初は「よくわかんねえ奴が来やがった」感あった?

よくわかんねえもそうだし、
「ついにこういう人が来てしまった」って言われてたよ。

(笑)「ちゃんとした人たちの集まりなのに」って。

そうそうそう。
「人が増えるって、こういうことなんだなあ」って。

ぶはははは!
そこから始まって、
よく馴染んでいったね。

そこは、時間かけてつきあっていけば、
理解されるんですよ。
それについても、自分でわかってるしね。

ああ。
そうだよね。
だからそこは、尚志の本領は、
瞬発力じゃなくて持久力だなと思うけど。
一見したところとは違って。

ぁ、そういうことね。
だから、初対面が苦手なんだよね。

言ってたね、そういえば。
自己紹介が苦手、とか。

そう、そこにもつながってくる。
職業柄、自己紹介が苦手は克服できたけどね。

たしかに、今はもう、
自分の肩書を何て言っていいかわからない、
っていう苦悩はないもんね。

そう、そこで楽なところはある。

周りもそうなんじゃない?
尚志を紹介するっていうとき、
やりやすくなったんじゃないかな。
前は「えーーっと、多苗くんっていって、
まあ・・なんていうか、面白い人です」
ってなってたのが。

(笑)それはあるよね。

これより低空飛行に入る

いや、でも、見事だったなあ。
子どもが生まれてからの、晶くんのこの10年は。
見事に家族に振り切ってたからな。


そうねえ。

でも、あなたの場合は、
やってることはステージが変わっていくけど、
あっきー自身、は変わんない感じすんだよね。
己は、ステージによって、
自分自身も変わっちゃうから。

おお!
自分自身も変わる?

さっき言ったような、
「20代の自分とは違う」っていう感覚が、
すごい強いんですよ。

へえー。
それは、変えようとしてるの?
変わっちゃうの?

変わっちゃうんだよねえ。
でも、その時に、
今までの自分じゃいられないぞ、
変わる必要があるぞ、と思ってるかもしんないな。

2008年の変化なんかは、
黒船来航みたいに、外的な圧力で
変わらざるを得なくて変えた気がするけども。


いや、違う。
たしかにそういう見方もできるけど、
己はあれは自分で持ってきたと思ってる。
環境も、自分で引き寄せた。

心の中で求めていた?

そう!
そういう、今までの人たちに会わなくても、
許される説明がつくような環境に。

ああ、そうか。
物理的に人となかなか会えないような、
僻地に行ってたもんな。

そうそう。
自分に対して厳しく指摘してくれる人と出会ったりね。
それは、そういうキャストが、
自分の人生に必要だと思って(自分で)置いてるんだよな。

自分で引き寄せたんだ!?


自分で引き寄せたんだよ。

2008年から続いた期間は、
去年まで続いたってこと?

いや、10年間じゃないですかね。
会社をやめる2018年まで。

その後、どうしたっけ?

そもそも、2016年ぐらいから、
次の打ち手が始まっていて。
会社をやめて、
いよいよ自分で起業をするぞってなって。
結局、パッとしなかったんだけど。
なんだろうな、なんていう時期かな。
タイトルがつけられそうだけどね。

「青の時代」みたいな。

そうそう。
「とことん自信をなくす時代」かもしれないね。
2016年末ぐらいからは。

あ、自信をなくしてた時代なの?
そこらへんから低空飛行してたのか。

そう。
「これより低空飛行に入る!!」みたいな感じで。

ぶはははは!
言い方はカッコいいけど。
落ちてたんだ。


徐々に徐々に、
高度を下げてったっていう。

そう考えると、
ほんと今年は転機だったね。

そうだよ!
自信もすべて失くしてフラットになった後、
それでも己はやっていける、みたいな流れが、
2022年の10末くらいから始まった、って感じかな。
また新しい時代に入ったね。

そうなって、未来から振り返った時、
「あの、自信をなくす時代は必要だった」
って言えるのかな?

言える言える。
言えるよー。

すげえ!
何がもたらされた?

ふわふわしない、ちゅうことかなあ。
それこそね、2016年までは、
人生イージーモードだったもんね。

あ、そう!

なーにやっても許されるしさ。
おいしいとこもってけるしさ。
よくズルいって周りから言われてたよ。
やっぱりこのぬるま湯じゃダメだなっていうんで。
自分を鍛え直す時代が、
ティロリロリーン♪って、始まったんだね。

それ「グラディウス」の
スタートボタン押したときの音だろ。

きゃはは!
そうそう。


2008年の流れは自分が引き寄せたとして、
2016年の流れのときは、どうなの?

いや、自分で引き寄せてる。

あ!そうなんだ?

ほんとに。
ほんっとに世界は自作自演ですよ。
その当時は、自分では気づいてないんだけど、
今にして思えば、ちゃんと引き寄せてたなと思ってる。

良かったの?
そのタイミングで変化させたことは。

そうだよねえ。
まあ、チャレンジといえばチャレンジだよね。
これまで
「お前ほんとに友達無しでやれんのか?」
「自信ぜんぶ剥ぎ取ってやれんのか?」
ってやってきた。
で、今度は、まだなんかわかんないけど、やっぱり
◯◯やれんのかあ?」だよね。

その流れがなかったら、
たしかに今はないかもしれないな。

ないね。
まったくないよ。
だから人生が未来から動いてるって意識はあるよね。


ああ。
未来から逆算して。

そう、この未来のために、
ここで飛び出しとけ、みたいな。

無意識レベルで、
その司令を受けてやってるんだ?

そう、未来の己から、
指令を受けてやってるよね。

どの時代も、共通して、
「本当の自分はなんだろう」ってのを
追求してるとこはある。
なので今も、より自分に正直になるというか、
自分が求めてるのはなにか、っていうところに
向かってる感覚はある。

自分でもどこに行くのかはわからないよね、この先。
「自分におまかせします」って感じ。
ストーリーあんでしょ?みたいな。

次はどういうステージなのか楽しみだな。

宇都宮駅着いたよ。

今日は、
湯葉おにぎりが一番美味しかったね。



(笑)そうだな。
結局、美味しかったのは、おにぎりだった。
忘れ物気をつけて。
毎回、必ず1個、なにかしら忘れ物していくから。

いや、今日は大丈夫!
ちゃんと確認した。
そこは、己も成長してるから。

その、車のドアのポケットに入ってるの、なに?


おおおおおーーーモバイルバッテリー!
あっぶねーーー!
また着払い1470円。


だから、そんなとこに置くなっての。

ほんっと、毎回、必ずやね。
(2023年12月 日光鬼怒川温泉「一心館」にて)

【暮らし百景への一言(多苗尚志)】
湯葉おにぎりがおいしかったです。

清水宣晶からの紹介】
多苗尚志という男は、実に多くの人々から愛されている。
それは、彼の行動が皆の気持ちを高揚させるというだけではなく、彼が、一緒にいる人の長所や潜在能力を120%以上引き出すという、強力な増幅作用を持っているからだ。
僕自身も、尚志といる時には、自分がとても活き活きとして、心からはしゃいでいることを感じる。

彼の才能の中で最も大きなものは、言葉の使い方のセンスだ。
文章を書かせても、言葉を発しても、物事や人物の本質を実に的確に取り出して表現する。
言葉によって人の人生に影響を与えるぐらいに大きな才能を持っている。

質問の名手でもある多苗尚志と対話をする時は、今まで考えもしなかったことについて、意外な角度からの問いを突き付けられることがよくあり、新しい気づきを与えられることが多い。
そういう時間は僕にとって無上の楽しみで、彼との対話はいつも、何が生み出されるか想像がつかないワクワク感に満ちている。

対話集


公開インタビュー


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